しかし、もてなしとしつらえがこんなにも素晴らしく、非日常の空間を自然との共生の中で提供してくれる店が東京の郊外にはたくさんあることをほとんどの方はご存知ないだろう。
うかいの世界観は群を抜いていると思っていたが、
ここもまた勝るとも劣らない実に洗練されている。
ある意味、期待を裏切る驚きの連続というのはこういうことを言うのだろう。
もてなしとしつらえはもちろんだが、料理の美味さと見た目の美しさは筆舌に尽くしがたいほどぜよ。
門をくぐると、青々とした竹林のアプローチがあり、小川のせせらぎと竹の葉の葉擦れがサラサラと聞こえてくる。
ここは京都か鎌倉の高級料亭か・・・・
いやそんなんより数段いい。
少し先に進むと右手に立派な蔵。「お休み処&ギャラリー」になっており、予約の待ち時間や食後の休憩に利用することができる。
蔵を過ぎると見えてくる美しい佇まいの古民家が「井中居」のお食事処だ。
東京青梅にある「井中居」は明治時代に建てられた庄屋を改装して造られているそうだ。
最後のデザートでまで驚かされる。
和の心使いを堪能することができ、お腹いっぱい、そして至福な気分に浸ることができる。
青梅は都心からも近いし、日帰りで利用するパターンだけど、日本の名水百選にも選ばれた御岳渓谷も近く、温泉付きの宿泊施設もたくさんあるから下手なところに旅行するよりもいいかもしれない。
しかし、このコースが5.500円だよ。
このコスパの高さにも度肝を抜かれたわ*\(^o^)/*