#金沢 #太郎
#鍋の概念を覆す旨さの鍋!
鍋料理は数々あれど味の想像がつく。しかし、これは一種の芸術品ともいえる最高峰ぜよ。
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すべての漁場はいずみに通じる!と謳われる鮨屋のおやじが新鮮な魚をご飯の上に載せているなんていうのは、それは鮨ではありません。刺身ご飯といいます。と言い放った感覚に似ている。
金沢の中でもオールドタウンの一角、浅野川沿いの散策も最高の雰囲気。
有名な繁華街は犀川沿いの片町があるが、ここ主計町「かぞえまち」と読むが「金沢では常識、よそ者には難問」といわれる、金沢の上級者には人気のエリアなんだとか。
この浅野川沿いの情緒のある通りに、70年の歴史があり究極の鍋と言われる太朗‼️
はある。
「1+1が2ではない世界」が楽しめる料理。
永年の歴史、経験による試行錯誤の末生まれた最高の鍋。
適当に放りこんだごった煮とは完全に別物。
料理の種類は、魚介の寄せ鍋コースのみ。
まず、付き出しに必ず出る、イカと三つ葉の軸の胡麻酢あえ。
イカの旨みと優しく調和しており、ほっとする。
魚介は、鯛、鱈、カワハギ、鮟鱇、フグ、牡蠣などなど。
野菜は、大根、白菜、春菊、ぎんなん、えのき茸、しいたけなどなど。
それに、ふかしと糸こんにゃく。糸こんにゃくがシャキッと美味いって、びっくりポンだわ。
この鍋の出汁は秘伝で門外不出。一度飲んでみ。
目ん玉飛び出るくらい美味いき。*\(^o^)/*
口に含んだ瞬間に旨味と香りが口の中いっぱいに広がり、堪能した後に五臓六腑に染み渡り癒されるのだ。
鍋のお世話は、100パーセント割烹着の仲居さんが絶妙なタイミングで鍋奉行を務めてくれる。
薬味の七味は、やげん堀の職人が「太郎」の鍋に合うように調合をした特注品。
鍋は3回に分けてお椀に盛られる。
一杯目はまだ優しい味わいで、研ぎ澄ませて味わう感じ、二杯目、三杯目と進むうちに素材からも出汁が出て、旨味が濃~くなってくる。
日本酒がぐいぐいと進む。
これも太郎の鍋に合わせて仕込まれたここだけの逸品。
鍋の具材が終わるとキビ餅を炊いてくれ、その後は、絶品のおじやを頂くことになる。
キャベツの漬物と食べると最高!
出汁に魚や野菜などから抽出された旨さがご飯によーく染み込んでおり、余すとこなく太郎の鍋を味わえるというわけだ。
これは美味いに決まってる!
おいしさに箸が止まらず、三杯もお代わりしちゃった。
もう食べられん、腹がはち切れそうだあ〜と叫んでるうちに柑橘系のあっさりしたデザートで大満足となる。
おかみさんのこってこての金沢弁も味付けになって、まっこと、たまあるか!(笑)
夏は会席料理になるらしいがこの秘伝の味付けなら期待出来る。
金沢に行ったら超が3つくらい付くおすすめじゃき(^o^)/