京都祇園 町屋割烹
千ひろ 3.77
これだけ高評価でありながら予約が取りやすいのがええぜよ。
久々の京割烹、五感を研ぎ澄ませ頂きたくなる。やはり京都はレベルが違いますなあ。
ミシュラン二つ星でもある。
料理の香り、鼻腔をくすぐる旨味と舌の全ての機能をフル稼働させて味わう食感、他では得難いと思うき。
海老、鱧、ウニとじゅん菜など野菜とのマリアージュ、魔術師と呼ばれるだけはある。
明石のタコ、この煮ふくめ方、中々よう真似せんろう。
鯛の焼き煮、鯛のゼラチン、だだ茶豆、じゃこ煮、胡瓜とオレンジの酢の物。
この絶妙さは何⁈
一見シンプル、しかし、その奥深さが日本料理の真髄でしょう。
本まぐろと鯛のお造り!
絞め方と隠し包丁の芸術性、全く違った味わいに感じる。
鯛の薄皮は塩昆布で。
お椀、京菓子でういろうの上に小豆というのがあるが、これをそれに見立て、しんじょうの上に小豆でアレンジして!
鯛の兜蒸し!
ポン酢で。
生湯葉のスープ!
さっきまで生きとった生トリ貝の酢みそ!
白えびともろこしのかき揚げ!
琵琶湖の天然アユ!
琵琶湖の天然アユではこれでも大きい方だそうです。
昔、京味で食べた琵琶湖でしか獲れないモロコは、今や外来魚によって浸食されて高級魚になったとか。
昔のモロコの味を知ってる人は今出してあげると感動してくれるんだとか、
是非、旬の頃に食べに来たい。
なす!
話に夢中でウンチク忘れた、ゴメン(笑)
すっぽんぞうすい!
リンゴとオレンジの自然の甘みジュース、上品過ぎる!