食い道楽ぜよニッポン❣️ 深大寺*一軒家薪料理 Maruta ❗️

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この店は、今までになかったジャンルだが、全国選りすぐりの当ブログに掲載してもいいなあと思おうたぜよ。

西東京エリアに出現した新星やし、土佐あかうしの調達依頼も受けたことだし(笑)

Maruta』がある深大寺ガーデンの敷地内には、店の前に広がるエディブルガーデンちゃうのがあって、ハーブとか季節の野菜を育てゆう。
その摘みたてがメニューに出てくるき。






その庭園を囲む形でオーナーの家があったり、2階建ての1階、2階を貸し出している。
1階はまだ空いていて家賃22万じゃそうな。
真新しいにも関わらず周囲に違和感なくしっとりと調和しているのは、天然素材を使っているからだ。

この感じは、イタリアで何度も出逢ったスローフードスローライフの有り様だよ。
ロハスだよ。

スローフードの聖地は、
イタリア🇮🇹の北西部にあるピエモンテ州は、世界に名だたるワインの産地。
有名なバローロバルバレスコなどの畑のある地域だ。



















この『Maruta』でも見たこともない日本産ワインから選べる。
料理に合わせて提供されるノンアルコールの飲料がこれまた素晴らしい素材感ぜよ。

スローフードが生まれた街とは、食生活を今一度見直し、土地の風土にあった伝統食や農業の保護を考えていくスローフード運動が1986年に始まった場所。1989年のパリで調印された「スローフード宣言」により世界に向けて発信され、スローフード協会は、今や日本を含む160か国以上に支部があることは、よお知っちょった。

食べ物を暮らしの中心に据えること。家族とゆっくり食事をとること。真摯に取り組む生産者からおいしくできたものを分けてもらうこと。おいしく調理されたものに感謝すること。

イタリアではアグリツーリズモ、フランスではオーベルジュなんかがそうなんだろうな。
地産地消で、その土地ならではの料理を味合わせてくれる
スタイル。
日本ではペンションなんかがそれに当たるのか、だけど、芯がないんだよな。
日本の文化、旅館もあるが、敷居が高いし値段も高い。

この店、いっさいそういう打ち出しはしてないが、スタイルはまさにそれで、庭ではシェフがディナーに備えて、真鴨の首を落とし、羽をむしっていた。




スローフード スローライフ
アメリカで成長した「ファーストフード文化」に対して、イタリアで始まった、「ゆっくり育てられた安全な食材を丁寧に調理しゆっくり味わおう」という運動が、「スローフード」運動。この運動の考え方を生活やライ フスタイルにまで拡大・展開し、「環境や人に優しく、ゆったりと充足した毎日を過しながら、同時に自己実現をめざす」というライフスタイルを「スローライフ」と呼んでいる。

ロングテーブルを囲む人たちと薪で焼いた大皿料理をシェアする新スタイルは、皆とワイガヤでまっこと楽しいぜよ。

目の前に座っていたご夫婦が奥さんの誕生日で、随分遠くから来ていた。
恥ずかしげに、なんだか微笑ましかったね。

高い天井の空間、オープンキッチンなんてもんじゃなくて仕切り、境もなし、料理人がテキパキ働く姿に目を奪われるが、この中にあの龍吟、三つ星連続の、今、日本料理の最高峰とも名高い、ここで煮方を2年やってた子が勉強のため働いている。
薪で炊き上げたパエリアを持ってる人ね。

食材は主に近隣の多摩地区の農家から、魚介類は近くの調布飛行場から伊豆諸島の新鮮なものが届けられる。そして何より『Maruta』の特徴は、長さ5.5mの大テーブルに置かれた大皿料理をシェアすることだろうな。
豚の塊を薪で焼いたのは美味かったあ。

本当にこのエリアは、都心では絶対にできない、設えの素敵な一軒家レストランの宝庫ぜよ。
まだ、登場させてなかった中で、
・クリスマス亭
洋館の洋食屋。オムライス、ハヤシライス最高*\(^o^)/*
銀座煉瓦亭より美味いんじゃないか。何よりもこの豪華さは他になし。



リストランテ大沢
一軒家のイタリアン❗️だが、
このエリアでは唯一、土佐あかうしを扱えている。



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