老舗料亭からカウンター割烹へ。蘇った一つ星日本料理店。
石川・金沢の食を支える『近江町市場』から徒歩5分ほど、日本料理店『金澤 せつ理』はある。
大将の河田 康雄氏は、金沢を代表する老舗料亭『懐石 つる幸』の二代目として名を馳せた料理人である。
河田氏は大阪の『味吉兆』で修業し、25歳で実家の『懐石 つる幸』に戻ると、下積みからスタートし、父親譲りの料理センスを発揮。テレビ番組「料理の鉄人」では、道場六三郎氏と「あんこう対決」で名勝負を繰り広げるなど、めきめきと頭角をあらわした。33歳で料理長となり、世界的グルメガイドにて二つ星を獲得。2016年1月には、テレビ番組「情熱大陸」に出演した。
そんな河田氏が、つる幸を売却した経緯、当初は散々、名店を潰したバカ息子として誹謗中傷を受けたが、その後すぐコロナで、続けていたら2億円の借金を抱えたと。
今は、5席のカウンターのみで楽そうだ。
ある意味、トリッキーな意外性のある料理だった。
・片折はここの弟子❗️
名前は河田氏が書いた。
三つ星15年連続のカンテサンス 岸田周三シェフが人生最高レストランで名前を上げたことで一躍、予約の取れない店に。
今度、行く時紹介してもらおうっと(笑)
本日の料理は、
香箱白子すりおろしトリュフ。
小芋きぬかつぎ
雲丹の茶碗にカラスミのシャーベット
このワタのおこわ
れんこんもち
中にカラスミ練り込んで
蟹と湯葉のしんじょう
富山の原木椎茸とともに
なめら=クエ・ここではハタって呼んでたな。バイ貝、甘エビ、ガスエビのお造り
クエで中にフォアグラを巻いている。
ノドグロと白子のしゃぶしゃぶ
金沢春菊
アワビ筍
レッドオニオン
〆の香箱カニの炊き込みご飯はとても美味かったぜよ。
加賀ヒバのハシを土産にもらった。
金沢で加納カニの上をゆく有名な黄金カニは本ズワイと紅ズワイの交配種で万匹に1つの希少性で価値が出てきたようだが、獲れるときは撮れるんで、しかし、本ズワイの方が数段美味いと河田氏は言っていた。