221215
鬼怒川温泉でひと仕事を終え、信州中野に移動ぜよ。
兼ねてから評判の吟に予約が取れたき、ギリギリでホテルにチェックインして、こういう時に限ってインター下り損ねて一本先に、そこからタクシー呼んで山を登って20分くらい。
19時の予約に少し遅れそうだったのでその旨連絡して5分くらいだったがそれがとても印象良かったのか、女将さんも主人もわざわざ言葉で感謝をしてくれたき。
車で小高い丘を登った中腹くらいのところに一軒ポツンとあるがよ。
夜じゃったせいか、周り民家がポツポツとほとんど真っ暗じゃった(笑)
店主は京都の菊乃井で若い頃から修行したようで
京懐石仕込、日本料理の技がきちんと継承されていて、素材の目利きもさることながらしっかりした出汁の味付け、旨味が京都によくあるミシュラン一つ星の割烹よろしく美味しかったぜよ。
菊乃井の大将、村田氏の一番弟子だったのか、大将にこんなことを言えるのは僕くらいなんでと二言目には自慢なんだろう、明るくよく喋る主人である。
店に掲げている書は村田大将が店をオープンする時に書いてくれたのだとか。
おせちもやってるが毎年、東京からも楽しみに注文してくれるファンがいるそうで新幹線飯山駅まで取りに来てもらい手渡しをするそうだ。
この12月15日時には予約完了だった。
長野山奥の菊寿し、小布施の住宅街にある蕎麦せきざわも友人だそうだ。
長野県の名店と呼ばれるところは何故か辺鄙なところに多い。