食い道楽ぜよニッポン❣️ 岩国 周防大島 タチウオの鏡盛り!

ほおーっこれはこれは、びっくりポンぜよ〜!
めちゃめちゃ旨いでごいす。
(笑)

西の鉄砲!東の刀!
鉄砲とは言わずと知れたフグ、刀とはタチウオ!
山口県で西は下関、東は岩国・周防大島
刀になぞらえて趣向凝らしたこの食し方は素晴らしいの一言に尽きる。







一番人気だったお食事処 慶で味わうことにした。

この島の人たちが自慢するのが、指五本の特大と呼ばれる業物(タチウオ)には称号を冠して流通させ、「西の鉄砲、東の刀」と下関のフグと並び称されるブランド化された太刀魚である。

年中あるが今から春くらいまでが最盛期で豊富な漁場があるらしい。足が早い魚で採れたての新鮮なものでないとダメなのだ。
タチウオの鏡盛りは、「毬みかんの打粉」と「百錬の焼入れ」という二つの作法を施して頂くのだ。

よく時代劇で、お侍さんが刀に粉をつけてぽんぽんと叩く様子を目にするが、これは打粉といって錆止めや刀身を磨くためのお手入れです。
タチウオの鏡盛りでは「毬みかんの打粉」でお刺身をぽんぽんと叩き、柑橘香るきめ細かな塩で皮を締めて頂く。
銀箔きらめく業物のタチウオに火入れを施し鍛え上げると、炙られたことで香ばしい風味が増し、皮も口に残ることなく、いわゆる「たたき」と同じ効果が得られて一層美味なのである。
また、鏡盛りを炙られたことで皮が縮み、大皿に美しい菊の花が咲き誇る*\(^o^)/*

当然、その他の魚貝類も美味くないわけがない!





大将が温和で腕もよく中々良いキャラクターだ。

女将なのか、仲居さんなのか聞き忘れたが、幼稚園から小学校4年生まで女の子4人、最後に産まれた男の子1人の合計5人の子沢山だ。よく嫡男誕生まで諦めなかったねえと言ったら、じゃけ他にやることないからあ、ぶはっーって自分で言っておいて吹き出す。面白すぎ!
全員連れて来てわざわざ紹介してくれた。
東京には一度だけバスで、未だに飛行機すら乗ったことがないと、そう言いながらも四方を穏やかな海に囲まれて毎朝採れる新鮮な魚介類を食せる幸せは他では得られんと思うし、と。
確かにその通りだと思うよ。

周防大島は、岩国から南下して瀬戸内海にあり、大橋で結ばれた陸続きの島だ。

何故なら、里山資本主義の中で語られているが、I Uターン組の招聘に成功し、まったくもって無添加の日本ではほとんどないらしいがジャム作りを軌道に乗せたり、ノルウェー産のオイルサーディンが多い中、国産でとても旨いと評判の島産の品が都会のレストランから注文が相次ぎ追いつかないそうだ。
そういう現場を見たかった。
しかし、来てみなきゃわからなかったが、作詞家の星野哲郎民俗学者 宮本常一なんかはこの島の出身者だとか。
また、この島の沖で謎の沈没をした戦艦 陸奥記念館もある。
アワサンゴの有数な生息地でもある。




周防大島は瀬戸内のハワイとも呼ばれリゾート地でもある。実際にカウアイ島とは姉妹都市らしい。岩国錦帯橋空港に着いて錦帯橋を見てここに渡ってみることをおすすめする❗️
そこから、山口湯田温泉、下関、萩と周る。ふつうはあまり考えつかないプランだろうから価値があると思うよ。
しかし来なきゃわからん!
いつも感じることだが日本は
広いぜよ。♪( ´▽`)

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