土佐あかうし本拠地に仕入交渉に来たぜよ!
美味しんぼ 作者の雁屋哲氏は取材にこの山奥に宿泊していた。あかうし生産元の責任者と昵懇の仲で雁ちゃんと写真の事務所の庭であかうしのタタキをよお食べたきねえと言ってた。
美味しんぼにも実名で登場している。海原雄山は土佐あかうしのユッケ、カルパッチョを出している。
同じ町内なのに知らんかったぜよ。
料理の鉄人 フレンチの石鍋シェフも訪問しているし、
アクアパッツァ、銀座レカン、カルネヤ、リストランテ大澤、ビコローレ、銀座奥田、銀座小十の有名シェフたちや和の料理人たちも高知に来て絶賛している。
東京で貴重な農園レストラン「ラ・毛利」もそうだ。
そして、写真のような料理を作ってくれている。
飯倉西麻布のキャンティは古くからビステッカを。
他の有名イタリアンのシェフはこれまで20年間ずっとビステッカをやってきましたが、この牛なら、日本がイタリアや世界にむけて『日本のビステッカは旨いんだ!』と胸を張れるものができると思いました。」
なんと!土佐あかうしべた褒めじゃき。
「実にね、肉質が緻密なんですよ。黒毛和牛はちょっと粗いし、サシが入っているから焼き方を調整しなければならない。短角和牛は赤身ですが、やはり僕の感覚からすると粗い。土佐あかうしの緻密さ、細やかさはすごいんです!」
と、土佐あかうしとの出会いがヴィビッドだったようだ。
やはり、一流シェフたちは昔から、よく知ってたし認めていた。
味は和牛一番と言われる土佐あかうし・嶺北ビーフはここにしかない!
もう流通できる量がない。
東京は商社を通してそれでも21店舗がやっとだ。
神戸まででほとんどが消化されている。
だから本家本元直で仕入交渉に来た。
目鼻は付いたので東京の店で頼まれてることもあり広めちゃる(笑)
足摺の帰り、12月20日高知市内に1泊して翌日、出身地嶺北本山町に行ったが仕入交渉に時間を費やして、東京に帰る飛行機の時間が差し迫っていたので実家には10分立ち寄っただけになった。
テレビでも派手に霜降りが入った牛肉が映ると、「わぁ~美味しそう!」とレポーターが騒ぎ、霜降りが沢山入っているのが美味しい牛肉の象徴と宣伝されている。また、A3→A4→A5ランクと牛肉が等級付けされ、霜降りが多いほど高級、高額とされているため和牛生産者も、せっせと霜降り牛目指して、病的に脂身だらけの牛を育てている。でも不自然な霜降り牛肉を育てると、出荷前には糖尿病で目が見えなくなってしまうような牛だらけで、これで本当に良いのかというのが現実。
こうして育てられた霜降り牛は、噛めば旨味では無く、油が口中に広がるだけ。100gも食べれば、食傷気味になってしまうし、見た目でA5ランクになったステーキを、本当に美味しいと思って皆食べているんだろうか?
こんな間違った霜降り信仰とたっすい牛肉作りをさせたら黒毛和牛の生産者も可愛そうじゃないかよ。