230929
宇和島産の魚介類を扱う店というのは高級料亭とかではあるようじゃけんど、こういう気軽な居酒屋系では東京では初めてじゃお。
ものすごく久しぶりの阿佐ヶ谷。
となりの高円寺は阿波おどりだったり芸人がたくさん住む街でテレビでも度々紹介されゆうねえ。
◯伊予宇和島
私ほど全国津々の街まで行き尽くしている人はおらんろうと自負しちゅうが、歴史上名を馳せた街というのは文化、教育、伝統料理、酒文化なども秀でてるなと実感しちゅう。
宇和島もそうで20年前くらいに訪問した時にじゃこ天はご当地名物だが普通揚げてるものだよね。
その揚げる前の灰色の状態を焼いてというか炙って食したのがこれがこじゃんと美味うて忘れられんがよ。
仙台伊達家の分家だった。当時の伊達宗城は前藩主からの殖産興業を引き継ぎ、さらに西欧化を推し進めて富国強兵政策をとった。高野長英・村田蔵六（後の大村益次郎）を採用している。また、幕政にも関与し、福井藩主松平春嶽、土佐藩主山内容堂、薩摩藩主島津斉彬と並び幕末の四賢侯と称された。
この店は、雰囲気もよく気軽に宇和海、豊後水道の海の幸、刺身は格別、名物 鯛めし、じゃこ天もやはり美味い。
亀の手は数十年ぶり、〆のしじみラーメンの旨さは胃に沁みるぜよ。
料理の旨さで飽きのこない良い店じゃと思う。
社長が宇和島出身、同じ四国ということで姉妹店で西荻窪の244にも是非、行ってくださいとカードをくれたき。
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