20231222訪問
割烹中嶋 新宿
妻が「美味しい〜」と出される料理を一口食べる度に感嘆の声を上げる。
🔸祖父は美食で知られた魯山人主宰の【星岡茶寮】初代料理長、父は新宿に割烹を開店、中嶋貞治氏自身も現代の日本料理を牽引する存在。歴史に名を残す【新宿割烹 中嶋】は一生に一度は訪れたい名店のひとつです。
とある。
🔸新宿 星岡茶寮
その星丘茶寮に行ったのは百合とだったか？
食事の最後に「とても美味しかったと料理長に伝えて下さい」と。
そしたらわざわざ来てくれたんだった。
🔸京味 西健一郎さんがきっかけだ。
・秋元康氏や幻冬社 見城氏など著名人たちの多くが絶賛して一躍、伝説の店になってしまったが、私が初めて訪問したのはそれ以前じゃき。
夜9時くらいにふらっと真澄、木村と3人でカウンターに座り、他にお客は誰もおらんかった。
3人ともタバコをプカプカふかしながら、西さんが一品一品説明しながら出してくれる。
印象にすごく残っているのはこれは琵琶湖の本モロコでございます。
唸るほど美味しい。どれもこれも特別な食材というわけではないのに感嘆しているのに、この頃は気取っていたのか、そういう風潮だったのか、3人とも何の感想も言わずにタバコを吸いながら会話に夢中を装いパクつきという状態だった。
この頃の後悔がずっと心に残っていて、それからというもの美味しければ素直に美味しかったよ。と伝えてあげるようになった。
逆にミシュラン店で高いだけで大して美味しくない店は酷評してるが、ある方が次のような文章を投稿していた。
「最近、京味で修業された方のお店で食事をしました。私の本当に主観かもしれないですが、ミシュランの星つきの日本料理屋さんより遥かに美味しく感じました 京味で修行された方だったり、ミシュランに掲載されていないお店の方は掲載店のことをどう考えているんでしょうか？」
そうはるかに美味しいのだ。
西さんはミシュラン三つ星をあっさり断り、弟子たちの店も数店あるが同様に断っているのか、いずれにせよ半年先まで予約すら取れないどころか紹介者がいないと行くことすらできないほど超人気店になってしまっている。
ここ、割烹中嶋も同じカテゴリーじゃと思うき。
美味しくないミシュラン店というのはたくさんある中で気を衒わず、高級食材を使って目先をごまかすのでもない、本物の日本料理の味を追求した結果と言えるろう。
おまかせは一人11,000円。
良い店だったな。
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